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コスメや漫画や演劇やたまにライターの仕事の話とか

公園に勇者とプリンセスがあらわれた

ただの日記。


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写真にとくに意味はありません

公園へ行く日々

私は2歳半の娘がいるので、午前中は雨の日以外はだいたい出かけている。
体を動かさないと、娘が昼寝も夜も寝ないからだ。
だいたい、週の2~3日、いや週4レベルで近くにある児童館のキッズルームへ行っていた。
そんな日常も、2月の末で終わった。


うちは子どもが未就学児であり、新型コロナによる休校や休業の影響はほぼなかった。
しかし新型コロナの影響で、3月末までそのキッズルームが閉まってしまったのだ。
我が家は名古屋市在住。
愛知県は、新型コロナの「クラスター」が発生してしまった地域として、全国でも感染者数が多い。
嘘か真か、「クラスター」が発生した区民が歯医者に行ったら「○○区の患者さんは診察お断りしています」なんて言われたとお姑さんが聞いてきた。
それぐらい、渦中の渦中。
なのでキッズルームが閉まってしまうのは仕方ないな、と納得できた。


そこで、私と娘はこれまた近くにある公園に行くことにした。
今までは寒かったのと、小学校が近くにあって大きい子が多く、ボール遊びをすると娘が突進していって危ないのであまり行かなかった。
が、そんなことは言ってられない。
私の花粉症がひどくなるとか、言ってられない。
言いたいけど。
頭皮かゆいけど。

公園デビューの大変さ

よく子育ての話題で「公園デビュー」という単語をみる。
公園で子供を遊ばせているママさんたちの輪に入ることだ。
これが面倒だとかあれこれ恐怖の対象のように書かれている雑誌、WEB記事も多い。


幸い、広い公園なのであまりこういう「ママさん」たちに出会わない。
とうか学校休校影響で、小学生の低学年の子たちだけで公園に来ていた子が多かった。
Twitterでもつぶやいたのだが、娘とシャボン玉で遊んでいると、枝を拾って「勇者ごっこ」をしている男の子3人組と知り合いになった。
シャボン玉を枝で割ると経験値がアップするらしい。私はシャボン玉大量生産に励み、非常に疲れた。


そして勇者のうち1人は1人だけでも公園にきていたので、よく話すようになった。


と言っても、私は子どもがそんな得意ではない。
本当、保育士さんとか幼稚園の先生とか「しゅごい……」って思う。
私自身が末っ子長女なのもあって、小さい子との関わり方が全然わからない。

しかし勇者は勇者の設定を勝手に語りだす。
なので、「へー」「ほー」「かっこいいじゃん」と適当にあいづちを打つだけ。
「彼に効く会話の『さしすせそ』♡」みたいな、そんな盛り上げられるような余力、どこでも入っていく2歳を監督しながらは私に全く存在しない。
だが、勇者はまた勝手にどこかに修行のために走っていくので、私も相手は楽だ。



しかし、ある日もっと強敵が現れたのだ。


プリンセス現る


プリンセス。


プリンセスが現れたのだ。


ある日、幼稚園の年中さんぐらいの少女がお母さんと遊びに来ていた。



その子は我が娘を見るなり、


「一緒に遊びましょう」
「お砂場遊びの道具を持ってきているのね」
「私はこれがいいわ」


と宣った。


なんだその芝居がかった口調!!!
隣のお母様は、苦笑いをしている。


私、知ってる。


この口調。


プリンセスや。


ディズニープリンセスに憧れまくっている、姪っ子(年長さん)と全く一緒。


そうか……お前はプリンセスなのだな……。


プリンセスなので、「小さな子と遊ぶ私」、「公園ではしゃいじゃう私」、見事な自己演出。
えっと、私はどの立ち位置にいればいいのか……。
下手なあいづちでは済まされない。
プリンセスのご機嫌を損なうと大変なのは、姪っ子でよく分かっている。
まさかの脳みそ労働の疲労蓄積。
娘と遊ぶより精神的に疲れるぞやつやぞ、これ。


ということで、その日はプリンセスのおしゃべりに付き合い、娘を追いかけ回し、体力的にも精神的にも異常に疲れてしまった。
頭皮かゆいし(花粉症)。

真面目なはなし

このように「よそのお子さん」耐性がない私に、公園は非常に疲れる。
いや、「他人に興味がない」と医師に言われている娘にとってはいい刺激になったみたいなので、それは感謝しているのだが。
しかし私が精神的に疲れてしまうので、一番近いけれども平日5日中、1~2回だけしかいかない。
幸いうちは電車の駅が近くて往復600円以内であちこち行けるので、娘と「遠足」を楽しんだりもした。
熱田神宮にも行った。


が。


ここまで新型コロナの影響が広がると、ベタベタと駅構内の手すりや壁をさわりまくる娘が心配になってきた。
親バカというかバカ親と言われる覚悟はしている。
「触らないで」と言っても言葉が遅くて理解も遅い娘は、あちこち触って顔も触ってしまうのだ。
私もウェットティッシュにアルコールスプレーは持っていっているが、間に合わないことも多々。


こうなると、遠足も公園もしんどい。
「早く3月末になって児童館を再開をしてほしい……」と考えていたが、こちらも結局、人が集まるというリスクが生まれてしまう。


かといって、家にいると体を動かせない。
生活リズムが乱れてしまう。


全国きっと、このような「ママ」さんんたちが多くいるのだろうな……と、この局面に対峙しているのが自分だけではないと思うことで気を紛らす。


娘は4月から新生活の準備をしている。
しかし、こちらも本当に始まるのか? と何回も施設のHPを確認する日々だ。


多分、勇者もプリンセスも、4月からはそれぞれ学校や幼稚園が始まって公園にはこなくなるだろう。
でもそのうち「外出禁止」になって、誰も公園に行けなくなる日がくるかもしれない。
「公園で勇者とプリンセスに出会って大変だった~」なんて笑い話になる日がくるのは、まだまだ先な気がする。


勇者もプリンセスも、日常が急に日常じゃなくなって大変だよな。
学校や幼稚園でやっていた勇者ごっこっも、プリンセスごっこも、急にできなくなって公園で私みたいな知らないオバちゃんに話かけるしか、ないよな。


でもな、ごめんな、やっぱオバちゃん疲れるからな。
会うのは本当、週1でええわ。