実家に帰ってきてからの大切なミッション、それは掃除です。
数年前の女性ファッション誌がいろいろ出てきました。
長い前置き
というかですね、基本実家を出ていくときにみなさん自室のお部屋掃除されると思うんですよ。
大学進学とか就職、結婚とか。
ですが私、「家を出る」というタイミングがすっごく曖昧で。
富山から名古屋へ転職するとき必要最低限のものだけ持って、家具家電付きの名古屋のレオパレスに2か月契約で引っ越しだったんですね。
ここが一応「実家を出た」というタイミングなんですけど、こんな「まぁダメだったら帰ろう」と思いながらの名古屋生活だったからもうね、実家の自室は本当当時のまんま。
そのまま働けたから、アパートに引っ越して一人暮らしスタート→結婚となったので片づける機会がなく……。
んで、去年もちょっと長く帰ってきてたんですけどあまり掃除には手が回らなくて。
今年がんばらなあかんのです。
本題
で。
私の「掃除」というのは、「本の整理」という意味です。
漫画はもちろんなのですが、雑誌がたっくさんあります。
「仕事資料」として置いておく必要があったものもあったんですが、いまはもうそれも必要ないのでとにかくこれをなんとかすることに。
今回出てきたのが、ファッション誌です。
私がこの富山に引きこもっていた間なので、2011~2013年あたりの。
・Lips
・Steady.
・Sweet
私は学生時代『mina』を愛読していて、社会人になってからは『Steady.』をよく読んでいました。
あとは表紙や付録をみて買う雑誌を決めていました。
今回読み返してみると、『Lips』はほどよいカジュアルでいまでも素敵だなっていうファッションが多かったです。
優香、かわってないな。
モデルさんは今宿麻美ちゃんや宮本りえちゃんとか。
現在は廃刊していますが、読み返すとなかなか雑誌として面白いので残念ですね。
『Steady.』は「みっこ」こと矢野未希子ちゃん大プッシュの時期。
かわいい系OL目指す系なんですけど、プチプラブランドが多くてファッション誌にしてはかなり現実感のある感じです。あとぽっちゃりさん向けにすごく力入れてる。
ファッション誌で夢をみたい、うっとりしたい方よりも実用性重視の雑誌で当時は重宝してた気がします。
いま読むと可愛すぎたり、ちょっと野暮ったい感じがしますね。
レギンスも出ていたころだしな~。
そして『Sweet』。この安室ちゃんめっちゃかわいいですね!
中もすごくかわいくって、ほかのモデルさんもモード系な写真が多くて読み応えがありました。
なかはしょこたんの香港ツアーもあり、大充実。
このころまゆゆが『Sweet』初登場でめっちゃ可愛いです。
・GINGER
・MORE
・美人百花
『美人百花』はちょうど月刊化したあたりの号。
木下ココちゃん、優木まおみ&ほしのあきがバンバン出ています。
ちょっとギャル系なメイクが多く、フリルやぺプラムなどが取り入れられたファッションが多いけど、華やかでいまでも通じそうです。
堀北真希ちゃんが特集で載っててめっちゃ可愛いです。
『MORE』は等身大のOLさんて感じでしょうか。
『With』よりも私はなんとなく『MORE』派でした。
このあたりはAKB好きで麻里子様も好きだったので(総選挙で「潰しに来てください」発言後あたりの発売)、付録がほしかったら結構買ってました。
『GINGER』はたぶん、『自律神経』の言葉に惹かれて買ったんでしょう(笑)。
でも『GINGER』は名前のとおり、あんまり甘くないかっこいいOLさん! って感じで憧れました。
まぁでもこの雑誌が富山の実家にあるという時点で、買ったころはOLどこかただの引きこもり(よく言って家事手伝いぐらい)だったので、参考にして出ていく場所もお買い物することもなかったのですが……。
もしかしたら、雑誌のモデルさんに「こんな服を着て会社で働く私」を投影していたのかもしれない……。
わー……暗いし可哀そう……。
こうやって読み返すと、当時自分がどんなものが好きで何を考えていたのかわかりますね。
あと読者モデルさんたちも「あ、この人この雑誌の読モだったのね」という方も多く。
コスメコンシェルジュの小西さやかさんも読モとして、『美人百花』でかなり大きく取り上げられていました。
読んでる当時は気が付かなかったなぁ。
そして『Steady.』の連載では小出恵介くんのが長く続いていたりね……。
ここ5年ほどって、女性ファッション誌も休刊や廃刊、電子のみなどいろいろ変化が激しいですよね。
でも、読み返すと恋愛や結婚についての特集はあまり変わってなくて。
これは女性の価値観がそこまで変わってないのか、時代がまだそこまで変わっていないのか。
それとも雑誌で取り上げられるような内容っていうのは、不変ということなのか。
5年じゃそこまで変わらないのかな。
余談ですが、結構『美人百花』の結婚のあれこれはシビアで、意外でしたが面白かったです。あまり夢を見させない感じでしっかりしていました。
うん。
お分かりだと思いますが、これらを読み返してて掃除は全く進んでいません。