ネットに長く住んでるといいことがリアルで降ってくる

土日と大変充実しておりました。
ということで、ちょっとコスメやらなんやら「ブログ」的な記事はお休みして、今日は日記です。
思い出ばなし。

落第忍者乱太郎最終巻のニュース

publications.asahi.com

私、ガチの落乱クラスタ時代がありまして。
城が増えすぎたあたりからちょっと私の脳みその処理能力超えてしまって、読めなくなった（適応障害やっちゃってね）ころから離れたんですけど。
33年連載って、私の年齢なんですよね（笑）。
兄が買ってて、それからちょうど私が小学生の時にアニメになって。
アニメ映画化したとき、実写映画化したときは一人で観に行って映画館でこっそり感動で泣きました。
そして最近はミュージカルにもなって、大きなおねぇさんが大喜びする形にまで進化しています。
私も、こう、高学年の先輩とか水軍がかっこいい人たくさん出てくる時代にオタク的なドはまりして、何人か沼にブチ込んだ人間なので何も言えません（笑）。
伊作先輩が大好きです（大声）！！！
原作の髪の毛黒いのも茶色いのも素敵ですね！！！
もちろん初恋は土井先生ですけどなにか？？？？？？？

落第忍者乱太郎（64） (あさひコミックス)

んで、当時オタク的なハマり方をした時に、知り合った一人の女の子がいました。
流れ流れついたホームページの、自己紹介の欄。

まさかの音楽の趣味がドンピシャだったんです。

しかも大阪に住んでる。
え、私と同じ大阪！？　
同世代！？　
え、メールしてもいいかな？？？？？
当時はスマホもなく、「100の質問」「バトン」「同好会」「ウェブリング」そういう時代ですインターネット老人会のみなさん、わかりますかね？

そこから交流が始まった彼女。
オフで会って、カラオケも一緒に行ったり、同人的なイベントも一緒に行ったり、さらにはライブも一緒に行って。
私の友人紹介してまた友達になってもらって。

そう、彼女なんです。

私に、「椿屋四重奏」を教えてくれたのは。

最初はね、堂島孝平君が好きっていう仲間だったの。
そして椎名林檎もいいよね～～～、っていう話から、「こういうインディーズバンドありますよ」ってMDくれたの。

それが「椿屋四重奏」「深紅なる肖像」だった。

深紅なる肖像

（あ、前任者の板前さんだ！）

なんで落乱から堂島くん経由して椿屋に行くかね！？
いまでも不思議だよ！！！！

今回の落乱のニュースで、そういったもう、10年以上前のできごとを思い出したのでした……。
ごめん……大学生になるギリギリだったから……サバよんでる……。

そして今日、もうひとり「ネット友達」と会ってきました。
最初はスガシカオのファン掲示板から。
私の初期のホームページを知ってる数少ない人っていう、もう何年の付き合いなんだろっていう……。
でも会ったのは3回ぐらい（笑）。
最後にあったの、椿屋の福岡のライブでした。
でも、もう、全然変わってなくて。

それと、最近またTwitterで当時椿屋クラスタだった方も連絡がついて。

いやー！
こうやって、長いことネットに生きてると、いいことあるなって！
私がネット始めた時代は本名でやるとか何事！？　って感じの空気の時代。
（それをぶち壊したのがmixiだったんですよね。）
それが今や、「本人ですー！」って認証バッジくれっていう時代に。

オンとオフ、曖昧な世界に生きてる。

いや、昔から曖昧だったのかもしれない。
私たちがあえて、曖昧にしてきたのかもしれない。
だって私、ネットで知り合ったひとと、実際に会ってるから。
そして会ってなくても、つながってると思っているから。
会っても会わなくても。
本名知ってるけど結局ハンドルネームで呼んでるし（笑）。
例えTwitterだけのつながりだけでも、何年も時間を共有しているから。
それはもう、「Twitterだけのつながり」じゃ、なくない？
と、思うのです。
そういうのを超えちゃった、なにか。

この前、Twitterで「娘がメジャー壊した」ってつぶやいたら、すぐ直し方書いてあるブログのページ探して教えてくれたフォロワーさんなんて、「メモライズ」の時から知ってる子なの。
「ブログ」なんて言葉が出てくる前。
中学生、高校生だった。
当時、彼女のブログを読んで、ゲラゲラ笑ってた。

ほかにもシカオ友として知り合った方も、勝手に私、こう、ストーキングのようにTwitterのぞかせてもらってたりするもんな。

一度も会ってないけど、間違いなく同じ時代に生きてる。
ネットで長いこと生きてると、「ネット人生」というものがあって、そこがこうリアルの生活に組み込まれていく。

そういや、私にESTやコルトレーンとか、JAZZの素晴らしさを教えてくれたのは、2ちゃんの大学スレで知り合った学年一つしたの男の子だった。
同じ大学の子なのに、知り合ったのはネットの世界。

たっくさんCD貸してくれて、めちゃくちゃ聞いた。
そっか、私ってこんなJAZZ系好きだったんだって、新しい扉を開いてもらった。
エイヒレってブログ書いてたさとうくん、お元気ですか？
っていうかLINE知ってたわ。
思い出したわ。
今度連絡取ってみよ。

そして、ああ、できるだけ私はいまの名前でネット人生長く送りたいな、と。
例えばなにか辛いことあって、一時期Twitterやインスタを辞めたとして。
また気が向いてアカウント取得したときに、「そういやあのときやりとりしてた、三谷ってアカウントまだいるかなぁ？」って思い出してもらって、またフォローしてもらえたら。
そういう、再会・再開できるアカウントで居れたらいいなぁ。
そのためにも慎ましく生きていきたい……。

このブログ始めてから知り合った方も、育児で知り合ったアカウントの方も。
いつか、会おうね！
会わなくても、電子の向こうの友達でいさせてくださいね。