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アラスカ新婚旅行:プロローグ

※昔のブログを引用、再編集。



「私はハワイかバリ、リゾートがいい」

「僕はチリとか、南米、マチュピチュもいいなぁ」

こんな会話を、半年ほど続けていた。


その二人が出した結果が、「新婚旅行はアラスカ」だ。



もう一度書こう。

「アラスカ」。



ある人は言う。「え? アラスカ?? なにしに?」
ある人は言う。「え? アラスカ?? また寒い時期に一番寒い所へ行くのね?」
ある人は言う。「え? アラスカ?? アラスカってどこですか?」
ある人は言う。「え? アラスカ?? アラスカって何語ですか?」
ある人は言う。「え? アラスカ?? 行けるんですか?」


一般人のアラスカのイメージは、「どこかわからないすごく寒いところ」。
アメリカであるっていうことを知らない人いたし(アラスカっていう国だと思ってた)、たぶん北極そのものと間違えている人もいた。
ああ、ふびんなアラスカ。

割れる意見

そう、「オーロラをみる」が二人の折衷案だった。
なにをどう折衷したのかわからない。
しかし落ち着いたのはオーロラだった。


私は新婚旅行はのんびりして気候のいいところで買い物して~を希望していた。
しかし夫は「男のロマン」を求める旅を希望。
確かに、一週間も社会人が大々的に休める機会なんてもうない。
だからこそ行きたいところに行きたいというのはわかる。


が、私は申し訳ないが、まったくアフリカに興味がない。遺跡にもない。
途中でてきた「モロッコ」は「ああ、工芸品とオイルか……」「『乙嫁語り』っぽいか……」とかいうレベルで話が聞けた程度だった。
わたしのロマンはハプスブルク家なので、それならオーストラリアやドイツの古城を見たい、というのでまた話は進まず。


だが、ひょんなことから「オーロラは二人ともアリ」となった。
私は雪国育ちだし、寒いところに行くのは全く抵抗がない。
夫は寒いところ苦手だが、「オーロラ」も一応「男のロマン」に含まれるのであろう。

アラスカにたどり着くまで

しかしそこからの道のりが長かった。
オーロラが見られるのは、カナダ、アイスランドフィンランドノルウェー、アラスカなど。
北欧かカナダかアラスカか、とにかく迷った。


正直、オーロラは自然現象なので見られない場合がある。
そのとき、つぶしが聞くのが北欧だ。
マリメッコムーミンを愛でればいい。
が、やはり見られる確率は他と比べて低くなる。
あと、いろんなプランが付きすぎていた。
正直「オーロラが見られればいい」の私たちには結構、余計な日程が多かった。
いや別にサンタさんに会わなくていいです……。


じゃあカナダか。
カナダもガチでいくなら「イエローナイフ」だ。
しかしここ、いい日程がなかったのだ……。


そして飛び込んできた「アラスカ」。

なんと直行便だと、愛知からアラスカは7時間で行けるのだ。
ハワイと変わらないではないか!!


それにドルだし英語だし。
さらに添乗員付きツアー、オーロラ観賞用防寒具もついている。
犬ぞりオプショナルもある。
サーモン料理とカニ料理もついてくる。

なんと、ホテル残り一部屋空いている!!


これだ、これしかない。

こうして滑り込んで申し込んだのである。


しかし私、海外経験がトルコ、ハワイ、台湾、そしてアラスカって。
アメリカなんで49番目と50番目の州から攻めてるんだ。

そんなわけで、アラスカに行ってきたのである。
面白いことに、夫はなんとアラスカで誕生日を迎えることになった。
しかもちょうど三十路。


「三十路になった瞬間はアラスカ」。
これが生涯かけてのネタになるとか、心底うらやましい。


i3valley.hatenablog.jp
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次週:アラスカのタイムスケジュール発表編! (基本水曜日更新予定)