実家の自分の鏡台から、懐かしいのが出てきました。
花王 AUBE
・AUBE ルース&アクセントアイズ 31
・AUBE couture クリーム&ライナーシャドウ 01
いまの「AUBE」って、「見たままアイシャドウ」とか「-5才」と機能性を売りにしていますが、ちょっと前(ひと昔? ふた昔?)は「使えるもんなら使ってみろ」っていう挑戦的なアイシャドウアイテムが多かったように思います。
毎年梅雨あたりから限定アイシャドウが販売されていて、それが楽しみでした。
井川遥になれると思った
「AUBE ルース&アクセントアイズ 31」。
これが私が最初に買ったAUBEのアイシャドウです。
当時のイメージガールは井川遥。
そのCMを見た私は、衝撃が走ってすぐ買いに行ったのです。
綺麗!
美しい!
色も超好み!!
井川遥、超いい!!!!
そう、私も井川遥になれると思ったのです。
探したら、当時のCMが見つかりました。
花王 ソフィーナ AUBE ルース&アクセントアイズ 井川遥 cm
もちろん色も井川遥とおんなじ色買っています。
だって井川遥になる気ですからね。
使えばなれると思ってましたからね。
そして、これが本当きれいなキラキラのグリーンだったんですよ。
構造も超面白い。
こんな壺みたいな感じでアイシャドウが入っていて。
逆側にアイライナーが収納されているという。
このアイシャドウがリキッドではなく、かなりパウダリーに近いっていうのも面白い。
ちゃんとアイホール全体塗れるような筆(筆? チップ?)先もとっても面白いですね。
ちなみに発売は2004年。
何年前か考えないようにしましょう。
当時の私はもうこれを買っただけで有頂天でした。
色がとっても好みだったというのもあり、とにかく心ときめきました。
井川遥になれないのはあたりまえのことですが、それでも
「井川遥が使っているものと同じものを買えた」
「井川遥が使っているものと同じものを使っている」
これだけで本当、浮かれていました。
その思い出があって捨てられずにいます。
菅野美穂になれると(以下略
次はこちら。
AUBE couture クリーム&ライナーシャドウ 01
もうこちらは「couture」になっていますね。
この商品のイメガ、調べてみると相武紗季&菅野美穂だったようです。
こちらも構造がすっごく面白くって、
シャドウが2段に、チップが別についてるんですよ。
すっごくコンパクト!
もはやガチャガチャの中、カプセルトイみたい。
このあたりのAUBEって、かたつむりみたいな形でアイシャドウとライナーがセットになった「ムース&アクセントアイズ」もありましたね。
ホワイト×グレーを持っていました。
これね→http://www.cosme.net/product/product_id/2891935/top
あと、「ジェル&シャインアイズ」。
これ→http://www.cosme.net/product/product_id/2926473/top
球体を外すと、中にサラサラで超きれいな微粒子のパウダーが入っていたんです。
フタであり、ケースであるという!
ゴールドを持っていて、新社会人のときアイベース替わりに使って使い切った記憶。
いやー、どれも面白いですね。
ケースのコスト削減? かなにかわかりませんが、今はこういった面白系ケースはなくて全般的に普通のパレットですよね。
まぁ「アイライナーだけ使い切ったらどうなるんだ」とか「絶対先にベースのシャドウがなくなるだろ」とか必ずアンバランスになることはわかってますが、ねぇ、限定品だし大目に見ますよ。
誰かになりたい憧れ
そりゃ毛穴隠したいし、若く見せたいし、美白にみせたいし、目を大きく見せたいし。
でも、機能性ばかり謳われたら化粧品の持つ「ロマン」というのか。
そういうのがなくて寂しいですね。
なんだろう、「なりきり」とか「~風メイク」じゃなくて、「その人になりたい(なれるかも)」っていう強烈なインパクト。
そうだそうだ、いまフットケアのCMで「菜々緒のような足に」ってナレーション流れますけど、あれですよあれ。
私も「菜々緒になれるかも(なれないのはわかっている)」って夢を一瞬でも抱かせてくれるアレ。
そういう夢、ときめきがコスメには詰まっていてほしいのです。
もしくは、その人を飛び越えて「使ってみたい」って思えるぐらいの魅力。
あと、今年のAKB総選挙のとき「指原莉乃が使ってるアイシャドウはなんだ」とわーっと話題になったような、アレ。
「どれ? 何使ってるの?」と一瞬でも思ってしまう、心を奪うようなコスメって本当素敵だと思います。
そしてこういう機能的で面白いビジュアルのコスメ、またどんどん出てきてほしいな~。
キャラクターコラボ、ブランドコラボは若干食傷気味なので。
いやー、懐かしいなー。
過去にやっぱ「捨てられないコスメ」記事書いています;
i3valley.hatenablog.jp
そして私はいま、吉瀬美智子になりたい。