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いまやコスメと育児の話ばかりよ

見てきた:『シン・ゴジラ』

『シン・ゴジラ』みてきました。
面白かった。


『パトレイバー』(コミックスの方)の「廃棄物13号」の話とか、『踊る大捜査線』のがーっと会議のために部屋が作られていく映像とか好きだったので、好みでした。
公式サイトもなにも見ない、前知識なしで行ってよかった。
多分、3Dとか4DXで見たら怖くて集中できないだろうと思って普通に見ました。
これでよかった。

にしても、古田新太は怪しく出てるし、粟根まことさんは最初発見できなかったし、山本カナコさんわからんかったし、橋本じゅんは玄田隊長だったし(『図書館戦争』)。新感線ファンはたまらなかったですね。
私が行ったのも、新感線のメンバー出てますよ~ってTwitterでおすすめされたからなんですけど。
重要なシーンでも、「あ! ○○さんだ!」と役者さん見つけて喜んで、エンドロールで答え合わせしようとしたらズラ~っと出てきて見つけられないっていう(笑)。
長谷川博己はもちろん、補佐する高良健吾、そして松尾諭!
そして上の竹野内豊もかっこよかった。
高橋一生、市川実日子とぐっと支えるキャスト。ああ~よかった~~。
あと津田寛治が出てきた瞬間の絶対的安心感(笑)。このチームはなんとかきっとうまくいく……! みたいな。
石原さとみは石原さとみでよかった。あれ、他にできるのってもう藤原紀香しか思いつかんわ。
松尾スズキはやっぱり怪しいし。小出恵介くん似合ってるし。ANIはわからなかった。
(あ、敬称付いてたり付いてなかったりは気にしないでください)


ほんと付随してくるであろう余計なエピソードがなくて、ガッツリ「上の人」のお話に絞られてて面白かった。
倒れたビルに住んでた人とか、避難する人とかそういう「一般民(私たち)」はどこにでもいるし、みんなそれぞれの人生あるんだけど、この物語、映画を成立させるには入れなくていいんだろう。
逆に入れたら、壊れちゃう。
私、映画『海猿』で主人公が無線使ってプロポーズするシーン、映画館で大爆笑しそうになった人間ですので…。
え、いまそれいる? みたいな。


テンポよく、隙がない。
面白かった。
私、頭がいい人(専門家)たちがわーって喋ってわーって動いて、わーってミッション成功させるもの、好きなんですよね。
全然違うけど、春アニメで『『ハイスクール・フリート』も、全然戦艦わかんないけど毎週めっちゃ楽しみに見てましたもん。


同じく、海でわけのわからない生物出てくるって、『海の底』だなー。

海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

あと、「未知の生物」で知能があると、『空の中』だなー、とか思いながら見ていました。

空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)



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普通の塩と、塩レモンキャラメルポップコーン。
キャラメルの甘さと風味をレモンが全部奪っていくロックなスタイルだった。