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コスメや漫画や演劇やたまにライターの仕事の話とか

『半分、青い。』最終週だからツッコミまとめたよ

びっくりするぐらい評価真っ二つの朝ドラ、『半分、青い。』。
Twitterのハッシュタグなんか、もうどれが本タグかわからなくて面白いです。
ちなみに私は「#半分白目」タグの住人です。


いえ他に自分でも「はよ書けよ」っていうブログネタあるんですけど、もうこの話書いておかないとタイミング逃すのでいま書いて思いをぶちまけておきます……。

最初は期待してたの

いや、だってOP最高じゃないですか???


「半分、青い。」主題歌/星野源「アイデア」連続テレビ小説 オープニングタイトル

本当に「アイデア」満載で!
きっとこういう「アイデア」で片耳失調しても、楽しく人生を過ごしていく女性の話なんだろうなぁ!


って思うじゃないですか!?
思うじゃん?

個人的にこれが嫌

私は朝ドラで「不義理」が一番イヤなんですよ。
この前の朝ドラの『わろてんか』で一番「ん??」って引っかかったのが、疎開先の話。
西川きよし(役名忘れた)の息子も戦争行って生死不明だから主人公たちにつらく当たるって話だったのに、結局その息子が戻ってきたのかどうなのか不明ー!!
主人公の息子は帰ってきたけどー!
あんな西川きよしは最後のほう主人公の孫たちめっちゃ可愛がってくれたのにー!
不明ー!


みたいな。
結構『わろてんか』ってそういうところがあるのと、登場人物たちみんな、無駄に自分のポテンシャル過信してるところが苦手でした。
しかし!
この『わろてんか』の最終回がまさかの最高な最終回だったので、「これだから朝ドラ視聴はやめられないぜ!」と思わせてもらったという評価です。



んで。
『半分、青い。』て、不義理だらけじゃないですか!!!
え、あの人どうなった?? みたいな!
退場の仕方が訳わからず! ケントどこいった?? みたいな。
秋風センセのところもあれだけお世話になっておきながら、あの3人の弟子たち、「イェーイ! 出所祝いだぜ! シャバさいこー!」ってレベルで海ではしゃいでましたよ??
着ていく洋服が駄目になったぐらいで、お世話になった先生の盛大な還暦パーティーをブッチするとか、いやそれないだろお前、みたいな????
これ、もうたとえ最終回が最高でも、『わろてんか』みたいな評価にまで私、持っていけないよ????


『べっぴんさん』なんて悦子さまがああやって再登場で、感動じゃないですか。
さらにスピンオフめっちゃよかったじゃないですか。


『ゲゲゲの女房』なんて、春子さんは教員になって戻ってくるし、太一くんもちゃんと挨拶くるじゃないですか!
美智子さんはお手紙までくれて、ちゃんとおばあちゃんの近況まで知らせてくるじゃないですか!!
そういう、そういうところを!
朝ドラで!
みたい!!!


ユーコが「すずめの漫画って、川に桃が投げれてきて~次に○○が流れてきて~次に△△が流れてきて~…流れてきて~って感じ」みたいなセリフ言ってたけど、これ、本当にこのドラマ全体のことを言ってたのかな?? そういう親切な予告だったのかな?? そっか! ごめんごめん気がつかなかったや!


キラッと輝くエピソードでの演技

なんていうか、あれこれあった『まれ』でも、私、いちこがまれに「こじらせすぎてよぉわからん~~~」って号泣するシーン、あれすごく印象的なんですよ。
あの年頃の女子にありがちじゃないですか。
コンプレックスこじらせて、友人というかフレネミーみたいになっちゃうの。
あのいちこ、すごくリアルでありだなぁって思ったんですよね。
そしてそのこじらせ具合を見事表現した富美加ちゃんすごいなぁって(出家しちゃったけど……)。


それとか『べっぴんさん』で、キアリスの4人が「白髪あるわ~」「ええどこ~」ってほんま大阪のおばちゃん感を出してるシーンとか、すごくよかった。
『べっぴんさん』って20~30代の出演者だけが出ているシーンが結構終盤多かったんですけど、すごく上手に空気作ってたと思います。
役者さん、みんなメイクや服装もあると思うけれども、「年重ねたなぁ」ってしっかり思わせてくれる演技だったんですよね。
それが白髪を4人で見つけ合うっていうのに象徴されてたと思うんです。


そういうのが!
そういうのが!


ありましたっけ??? 
今回!
あったら教えてください!


今回、すずめがあの締切ギリギリのくせにわざわざ律の新居へいくホラーな回、それも「秋風先生が追い込めっていうから」って、自分でもホラーなことしてるってわかってるちょっとイっちゃったすずめの演技、あれはすごいなって思ったんですよ。
でも、結局四方八方謎のブチギレをかまして漫画家廃業宣言。
「お前そりゃないだろ!」とまさに、それまで時々白目住人だったの私が永住となったきっかけに続いたのでもうなかったことに……。


主人公の親友でいちこみたいにキラッと一番輝けそうなポジションのナオちゃんはあんまり出てこないし、ユーコなんてポエミー要員になっちゃって(私、清野菜名ちゃん好きなのに)……。
さらにこのユーコなんて「憧れた看護婦さん目指したけど親が厳しくて反対されて、なんでか知らんけど漫画家目指してる」ていう設定忘れ去られてて、念願かなってようやく幼い頃憧れた看護師になれたのに、一回上のことをさらっと言っただけだったから、真面目に見ている視聴者からですらも「なんでユーコはセレブ婚したのに看護師してるの?」なんて思われてるよ??(個人的Twitter調べ)


いいから描け!

というか今回、「そこを描いておけよ!」っていうのありすぎ。
省きすぎでびっくりですよ。
漫画家のカケアミ練習ぐらいじゃないですか? 必要な手順を踏んでるエピソードって。
そのほか描いてたの、律が犬を助けて受験に落ちたシーンぐらいか。
あれでも静止画でしたけど。


たとえば、
すずめが原稿で忙しいなか、映画のビデオを夜中真っ暗の中に巻き戻して巻き戻して物語の構造を大学ノートに書いているシーンがあったら。
すずめが悔しいながらも、ドラッグストアでオムツを買うシーンがあったら。
ユーコが、ため息付きながら流行雑誌のページをめくるシーンがあったら。
清と律がギクシャクしはじめるシーンがあったら。
律がたまに短冊を開いて見つめるシーンがあったら。
すずめが一人で花野の夜泣きに片耳気にしながら対応するシーンがあったら。


全部誰かに語られて終わりなんで、「え、そうだったの?」って思うしかない。
いくらなんでも視聴者の想像力にお任せしすぎでしょうよ、と。
そこ描いておこうよ、と。
あと結婚式のビデオメッセージもまさかのみんな「アドリブ」って知ってびっくりしたわ。
なんでそこ役者に任せるんや、そこは脚本で書かなあかんやろ(白目)。


その割には仙吉じーさん歌いだしたり、雨の中ラ・ラ・ランドごっこしてみたり、ブロードビーンとか関係ない写真家の写真褒めてみたり、娘がカニにハマってたり、「それ必要????」っていうシーンが多くってもうびっくりですわ。
その時間で描いてくださいよマジで。


っていうの思いながらなんでドラマ見ているかというと、私、ドラマの視聴するスタンスが


・真面目に見る
・ツッコむために見る


って二通りあるんですよ。
なので、この『半分、青い。』は

2001年放送の仲間由紀恵出演『FACE〜見知らぬ恋人〜』

とか、

2002年放送河村隆一主演『九龍で会いましょう』


とかと同じ枠です。


どちらもどんなドラマだったかって言うと、『FACE〜見知らぬ恋人〜』はもう、ウィキペディアで各回のサブタイトル見てもらったほうが早いんじゃないかな。
FACE〜見知らぬ恋人〜 - Wikipedia


『偽りのベッドイン 悪魔の人格が求婚!?』


『凶弾! 逃走! 悪夢との決別!! 炎上する館で愛は蘇るのか!?』



とかパワーワードだらけ。
破壊力の強さの極み。


『九龍で会いましょう』は最終回、「真夏の九龍に雪を降らせる」という伝説の演出(私の中で)を行ったドラマです。
どちらも視聴時、中学生と高校生だったけど「そりゃないぜ!」って思って今でも深く脳裏に刻まれております。


そんなドラマと同じスタンスなので、いままでつらつら書いているのは要望とか怒りというのではなく、ツッコミです。
大阪のおばちゃんが「そらないで」ってテレビに喋ってるっていう、アレ。
ただ枠が枠なのでほかのドラマとどうしても比べたくなってしまうのね。
なので別に主人公が誰とくっつこうとどうでもいいです。


以上、Twitterでつらつらツッコんでたことをまとめた記事でした。
おいもう3700文字も書いてるじゃないか寝ろよ私。