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いまやコスメと育児の話ばかりよ

『ゲゲゲの女房』を見て10年前の卒論が消化されるなど

ひぃ、7月一度も更新しないままになるところだった!!!
ってうか、もうすぐ7月終わりじゃないですか!?
そこを認識してなかったからこんなことに!

なにしてたかって

今月は娘の9~10ヶ月健診があって、そのほかは暑すぎて引きこもってたり、実家の用事で市役所行ったり、Amazonプライムで『ゲゲゲの女房』みてたり、レンタルマンガ読んでたりと、超忙しかったです。

『ゲゲゲの女房』

もともと放送みてましたが、もう7年も前のことなので見返してみたらほんとにいろいろ忘れていて(笑)、すごく楽しめました。
いやー、名作。
本当名作。
私、水木しげる好きで。
とういか、水木しげるの描く「線」が好きなんですよね~。
曲線フェチなもので(スヌーピーも同じ理由)。
大学時代に友人と滋賀県までこれ見に行った。
natalie.mu

このとき展示してあった人生絵巻にホロリしちゃった。
もちろんこれも買った。

鬼太郎と行く妖怪道五十三次 (YM books)

鬼太郎と行く妖怪道五十三次 (YM books)


Amazon入ってる人はみんな見たらいいよ!
本当!!

卒論のモヤモヤがすっきりした

ここから、以下自分のためだけの文章。


ふと、このドラマ見ているなかで、自分の大学の卒論について考え出しまして。
当時は無事提出することだけ考えてたので(だめだ)、なんかこう、やり残し感すごくあって。


自分は社会学科出ていて、卒論はペットと人間について書いたんですけど。
もともとは「どうして人は人間ではなく、それ以外に愛情や友情を求めるのだろう?」というのが前提でした。
近くに友人や家族がいるのに、どうして(わざわざ)「ペット」や「アイドル(芸能人)」に愛情を求めるのか。


あと自分がミュージカル『エリザベート』にドはまりしていて、エリザベートという実座の人物にわざわざ黄泉の国の帝王という登場人物を出してきて物語を組み立てている脚本に惚れ込んでいたりだとか、漫画『月夜烏草紙』の「あやかし」たちにもハマっていたっていうのもある(当時はまだそこまで2.5次元が語られてなかったのでこれは考えなかったな)。

月夜烏草紙 1 (花とゆめコミックス)

月夜烏草紙 1 (花とゆめコミックス)


んで、いざ卒論になったときに、目に見えない何かっていう「アニミズム」とか「民俗学」的な論を突き詰めたいわけじゃないしなぁって、安直にペットで論じちゃったんだけど、その前!
前段階で、しっかり、その「身近な人間じゃないけど愛情を向けてしまう対象一覧」を分類分けしておけば、自分はスッキリできたてはずだ! と、卒業して10年経って思ったんです!!!
なんで!

今!!!!


しかも、自分が何書いたのかイマイチ覚えてないし!!!




目に見える系で生きてるもの

1:ペット(ロボット型ペット含む)
2:アイドル、芸能人


(↑この境界に文通相手(SNSフォロワーなど)↓)

目に見えてるけど生きてないもの

1:ぬいぐるみ、人形
2:漫画、アニメ(2次元系)

目に見えない、生死/存在不確かなもの

1:神様
2:極楽、天国、地獄など「あの世」
3:ご先祖様など、霊
4:妖怪、妖精


多分、水木しげるの面白さは「見えないけど、いる」という「確信」があるところ。
「目に見えない、けれど存在している」という、項目が水木しげる。
もう「存在している」という前提があるのが、他の人にはなかった視点なんだと思う。
それまで「いるかもね~いないかもね~」という結局上の「目に見えない、存在不確かなもの」に分類していたのを、「いやいや、おりますよ」と、「存在する」と位置づけて絵にした、と。


っていまさら何ーって感じなんだけど!
多分これをもっとしっかり当時、考えていたら!
自分の中ではスッキリした、自分の納得の行く卒論になっていたかと!!!



うん!



だからどうした!!!


と、自分にしかわからない内容を綴って終わりにします……。


みんな、『ゲゲゲの女房』みてね……。
あと鬼太郎もいまTVアニメやってるからね……。