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コスメや漫画や演劇やたまにライターの仕事の話とか

「それも母性なんじゃないの」と、彼は言った

多分これが今年最後の更新になるかと思います。
個人的エンタメ・コスメ大賞などは今年はございません!
年末年始ははじめて、夫の実家で過ごすことになります。
去年までは私の実家に行ってダラダラしていたので。

子どもと私

さて、今年は子どもを産んだという大事件(?)があったのですが、妊娠がわかったのが1月だったから、本当に年の始から終わりまで子どもに関することばかりの1年でした。

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娘のV字バランス(特に画像に意味はありません)


もともと私自身が末っ子というのもあり、あまり「子ども」というものを知らない人生でした。
接し方もよくわからず、友人やいとこの子どもとかは「わーかわいい~」と思うのですが、よその子……道で小さな子をみても「きゃ~! 可愛い~!!」って反応をするタイプの人間ではなく。

正直、幼稚園とか保育園の先生とかマジすげぇって思う。
私の友人に幼稚園の先生がいるんですけど、本当すごいの。
自分のボーナス、「(幼稚園の)子どもたちの笑顔撮りたいから~」てデジカメ購入に使っちゃうようなひと。
店員さんに「笑顔になった瞬間シャッターおりる機能あります」と言われたら、それ迷わず買っちゃったひと。
彼女みたいなのが、「母性のかたまり」なんだろうな~とずっと思っていました。

そもそも苦手な方で

というか、私は子どもや子猫も見ては「可愛い」と思うのですが、「触れる」ということがNGでした。
特に動物。
ペットも飼った経験もないのですが、もう、動物園の「ふれあい動物園」も近寄れない。
友人からペットを撫でていいよ、抱っこしてもいいよ~っていわれても、怖くてできないんです。
抱っこの仕方もわからないし、抱っこしてどうしていいのかもわからない。
動物に噛まれるのが怖いとか、見た目が怖いとかじゃないのに。
昔犬に噛まれたとか、吠えられたとかいう経験もないのに。
なんか、もう、ダメ。
動物とは、1メートル以上の距離か、動物園みたいな柵がほしい。
これは自分でも自分のことが不思議で不思議で。
小さなコンプレックスでもありました。


その後たまたまが重なって、大学での卒論テーマは「ペットと人間」になりました。
上に書いた動物に触れないコンプレックスは、結果から言うとこの卒論を書くなかで原因がわかったんです。
「自分は体温が苦手」ということが。


私、子どものころから大のぬいぐるみが好きで。
誕生日やクリスマスなど、何かの記念日にはぬいぐるみをプレゼントにもらっていたのでたっくさん持ってて。
その影響なのか、「本物」にはびっくりしちゃう。
手から伝わる、ぬくもり。
「本物」たる「体温」、その生々しさが苦手なんだと卒論を書くなかでわかったのです。
それに気がついてからは、小動物への不思議な前より恐怖はなくなりました。
でも自ら進んで触れたり抱っこしたりはしなかったですけどね……。


この卒論につながる前段階のレポートのために、ワンちゃんを溺愛する幼馴染にインタビューしたことがあったんですが、「母性は人間相手じゃなくても出てくるもんなんだな~」という印象が今でも強く覚えています。


そんなこんなで幼稚園の先生をしている友人や、愛犬を可愛がる幼馴染と比較して、長年「自分は母性というものはあまりない人間」だと思ってました。


産んでから

で、いざ自分が子どもを産んでみると産後ハイなのか入院中、子どもの顔をみて「うあああ~~~~可愛い~~~~」って思うピークがあったのです。産後2日目ぐらいでしょうか。


が、それはそのときだけで。
しかも漫画家の青木光恵さんがエッセイ漫画の中に、新生児室の我が子を見て「可愛い~」って号泣するシーンがあったのですが、自分あれだわ、その状態だわ、と妙に冷静に分析する自分もいたので、あまりハイになってなかったのかも。


それからはもう、母性とかじゃなくて「責任感」のほうがむくむく。


だって赤ちゃんは喉乾いてもお腹空いても、泣くしか無い!
自分で「あ~ノド乾いた~」って冷蔵庫開けて麦茶飲むこともできない!
全くなにもできない!!
こんな小さな子を!
私は!
生かさねばならぬ!!
命を! 
守らねば! 
保護せねば!


と、まぁすごい責任感です。


あれ、私「母親」になったけど、幼稚園の先生の友人とか、ワンちゃんを溺愛する友人に感じた「母性」とはなんだか、程遠い感じ。
なんでしょう、親子のふれあいというより、もう義務感すごい。
もう「おかあさん」より「保護者」って感じ。

そう、私、「保護者」なんだわ……!!
「保護者」っていうカテゴリがピッタリ!!


っていう話を、この前夫にしたんですよ。
「母性というより、責任感の方がめっちゃ強い。私マジ保護者」って。
そしたら、夫が。


「それも母性なんじゃないの?」って言って。


え? 


そなの?


これも、母性なの?
私に母性、あったの??
これが、母性???


と、なんだか拍子抜け。



goo辞書調べてみた。

女性のもつ母親としての性質。母親として、自分の子供を守り育てようとする本能的特質。「母性本能」「母性保護」⇔父性。


守り育てようとする……。
そうかー、じゃあこの責任感とかも母性の一種だったのか……!!

「母性」への誤解

結構「母性」という言葉の範囲、広いのかもしれません。
今思うと、私が「母性」と思っていたのは「慈しむ」のイメージだった気がします。
周りに小さな子ども、動物がいなかった私には「慈しむ」対象がなかったから、「母性」という言葉と混乱していたのかもしれません。
「母性」って言葉のイメージ、なんかすごくないですか。
赤ちゃんを抱っこして微笑む母親、みたいな。
聖母のような。
それをイメージしてたから、自分とのギャップがすごかったのかも。


別に「私に母性ってないわ~」と悩んでいるわけではなかったけど、「母性」の正体がわからなかった私は、夫の一言になんだかびっくりしてしまって。
でもなんか、スッキリしたというか、納得したというか。
幼稚園の先生の友人みたいな人物を「母性のかたまり」だと思ってたけど、こんな責任感を持ってるなら、わたしも母性、かたまってるやん!
かたまっとるで!
年の瀬にひとつ、なにかこう、もやもやが解決したような。
そういう、出来事があったので、ここに書き留めておきます。

今年もブログをお読み頂きありがとうございました!
また来年もよろしくおねがいします!
来年は前から予告していた、マタニティ振り返りの記録ブログをひとつスタートさせたいと思っていますが、結局年内には用意できませんでした!
なのであまり期待せずにお待ち下さい! あ、もともと期待してないか!
このブログはまた出来る限り、コスメ、エンタメの話題もがつがつしていきたいです!
良いお年を!