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私の誕生日前に娘の誕生日のことを〜出産レポ

明日で無事(?)ひとつ年をまた重ねるので、みなさん明日になったらお祝いしてください(お祝いの強要は今年も変わらず)。
ってことで、この一年なにをやったかっていうと、やっぱ妊娠~出産になるのでこれをまとめておこうかと。

前情報

9月の満月の日が出産予定日でした。
里帰り、普通分娩希望。
立ち会い希望はなし。
ムーンプリズムパワーメイクアップ! な感じで女の子を生みたかったのですが、まぁ出てこない(笑)。
予兆らしき「前駆陣痛」も2~3回あったような、なかったような……。

夫はこの予定日に合わせて夏休みを取ってくれていたのですが、結局ただの富山滞在を楽しんだだけっていう。

https://www.instagram.com/p/BYz3uQHD27H/
日本一景色がキレイとどこかで言われてる富山環水公園のスタバ。いい景色でオサレ写真を撮ろうとしたのに暑さでクリームがみるみるうちに消失…#スタバ #スターバックス #富山 #環水公園 #starbucks #キーライムヨーグルトフラペチーノ#フラペチーノ #富山市 #環水公園スタバ

スタバデートして楽しんでました。

結局1週間超過の診察で、「これで来週まで生まれなかったら来週、もう入院してもらって促進剤で生みましょう」と先生に言われる。

2017年9月13日

■朝~昼→これ陣痛?
なんとなく、朝からお腹が痛い……気がする。
念のため朝8時ぐらいから陣痛アプリを使ってみる。
前日にいとこの「ケーキ食べてたら陣痛がきて、痛くてもとにかくケーキ食べてから病院に行った」というエピソードを思い出していたので、父とケーキを買いに行く。


■昼~夕→ケーキうまい
ケーキを食べてごきげん。
やっぱりお腹が痛い気がする。
陣痛は「生理痛と似ている」というが、妊娠してるから生理痛もここ数か月も感じてないからこれが陣痛かわからない。
念のため、早めに入浴しておく。夫にも「お腹痛いな~」なんてLINE。

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陣痛アプリスクショ。バラバラすぎて判断に困る

■18:24の携帯メモ
「間隔ないけど痛み少なめ。胎動あり。陣痛なのだろうか? 陣痛ってもっと痛いよね?」
「腰痛いけどもともと腰痛持ちだしな」
「ぐーんとハリの痛み。うーん」。

それから痛いが続く。
あれ? これ陣痛じゃね??
しかし痛みの感覚が10分以上あったり、切ったり。


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う~ん???



とりあえず母親とドラマ、『過保護のカホコ』を見る。


■22:33→「カホコ」途中なんだけど
横で私が痛がるので母が「電話しなさい」と指示、「カホコ」途中で病院に電話。
しかしずっと話し中……。あれ? このお産専用ダイヤルであってるよね?
何回も電話し、やっと繋がる。


私:「お腹痛いんです」
病:「家からこの病院までどのぐらいかかります?」
私:「車で5~10分ぐらいです」
病:「間隔は?」
私:「10分ぐらいです」
病:「じゃぁ5分なったらまた電話してください」


ええっ!?
ご、五分まで待機……?
初産だからそうなのか……?

うーん、痛みがどんどんでてきたぞ。
そしてその痛みが長くなってきた。
そうしているうちに日付が変わる。

2017年9月14日

■0:50
胎動が元気になる。うーん? 


■1:07→え? まだ病院いけないの?
実家和室のソファーへ移動。横になってアプリで間隔を計測。
横になったほうが痛みが抜ける瞬間が分かって楽だな~。

ここで痛みが5分なったので病院に電話。


私:「5分になりました!」
病:「じゃぁ5分切ってからまた電話ください」


うそやん!!!


■2:11→やっとこさ
母に「もう電話しよう!」と言われたので、「5分切りましたぁ」と電話、病院へ来るよう指示。


■2:30あたり→入院
父に送ってもらい、入院準備を持って母と病院へ。
「ベッドがあいてなくて」と、まさかの手術室へ通される。


そう、そこには帝王切開するあの台。


え? この手術台で寝て待機するの? 私?
陣痛待機室も満員て??

とりあえずお着替え。この病院のパジャマは某メーカーので可愛い。
手術台に横になる。
これまでの人生、入院も手術も経験してないので初体験。
母に飲み物の用意をしてもらったり、雑談したりと痛みがあるとき以外は余裕。
「カイザー」って書いてあるなんか箱とかあるなぁ、本当に手術室なんだなぁ。


しかしまさか、この後。
この手術台でそのまま出産するとは……。


■3~4時→痛さと眠気でよくわからない状態

痛いけど深夜なので痛みの間に寝てて、寝言を言って母を困らす。
手術台は狭くて、寝返りさえどうやってうっていいのかわからないので、全く仰向けから動けない。
仰向けになって寝るなんて何か月ぶりなのか……。
いや、そんなことより……。


っていうか、誰か~!


陣痛のときって、こう、助産師さんが「痛みのがしてね~」とかアドバイスくれるんじゃないの!?
テレビやドラマだとそうだよね!?


誰も来ないんですけど!!!


この手術室でもうずっと母とふたりっきりなんですけど!
「初産だと半日ぐらいかかることが多いので~」と言われていたけど、え、この状態で半日とかマジ無理なんですけど、と弱気。


っていうか、もしなにかあったときのナースコールはどこ!?
「お産立て込んでて、すみません!」と言ってドアの向こうにみんな消えていく~~!!


この病院、ソフロロジーを取り入れてるからって楽しみにしてたのに!
痛みを受け入れろって言うけど、この手術台でどうやって受け入れろと~~!!!
背中も痛くなってきたよ〜〜!
手術台冷たいよ〜〜!!
うわーん、痛いし誰もこないしどうしたらいいのよ!!!
えーん、色が変わる照明ライトとか(分娩室にて)、アロマ炊いてもらえるとか(分娩室にて)、好きなCD流してもらえるって(分娩室にて)、どれもないやん!!
『天使にラブソングを!』のサントラ、用意してきたんですけど!!


って、書いたバースデープランは!!
せっかく書いたのに!!


と、パニック状態。
「なんで誰もこないのぉぉぉ(涙)」と叫んでいた(はず)。

正直痛すぎて、「なんで無痛分娩にしなかった!」と大後悔して、「次回あるなら絶対無痛だ!」と心に誓う。


この後ようやく助産師さんがきて、母と二人がかりでようやく姿勢を変えてもらう。
もう固い手術台でずっと寝てたから、あちこちがしびれて陣痛とともに体の痛みでわけがわからない。


ほら、漫画とか体験談で「夫にマッサージしてもらうけど全然陣痛の痛みがとれない!」とか、「テニスボールを当てて痛みを逃す」とかあるじゃないですか。
もうそれどころじゃなくて。
「手術台から落ちたらどうしよう」しか考えられなくて、恐怖で本当もう動けませんでした。


■多分5~6時→お産開始
陣痛ピークだったと思う。
痛みはこう、腰をとにかく強く引っ張られる感じ。


気がつけば先生が手術室の中に居て、手術台が変形、分娩台に。
へぇー、手術台って分娩台の形になるんだぁなんて思う余裕はなかった。
何回も足がつって、「右足ぃぃぃぃいいい~~~(涙)」というと、母が頑張って反らしてくれた。


っていうか、私、立会い分娩希望じゃなかったのにこんな状況なので、母ももはや助産師扱い。
先生に「おかあさん、そこのボタン押してください」とか指示されてた。


そしてまた気がつけば「いきんで~」とお産が始まってた。
痛みと眠気とで、いつ破水したのかも覚えてない……。


普通お産て助産師さんがやってくれて(ドラマの『コウノドリ』でも小松さんがやってますよね)、先生は最後の処理だけやってくれるというものなんだけど、私は最初から最後まで先生がやってくれた。
そのおかげか、産後の回復めちゃくちゃ早かった。
会陰切開(男の人は調べてね)はしなくって、その前に裂けたっぽんだけど少しですんだみたいで、その日もう普通に座っても全然痛くなかったです。
母も「さすが先生、お産めっちゃ上手だった」と。
ある意味ラッキーだったのかもしれない。


というのもこの日、私含めてなんと5人もベビーが誕生!!


そのため私は5分というギリギリまで家で待機だったのでは、と今は思う。
さらに私の前の人は破水してから運ばれてきて、それでみなさんドタバタ。
痛みでひぃひぃ言ってるなか、産声が聞こえたのはその方の赤ちゃん誕生だったようだ。

そちらが終わって、長い間母と2人で頑張ってた患者に先生は舞い降りてくれたらしい。


■6時→ついに?
いきんでーって、分娩室にあるあの分娩台ならちゃんとレバーがあって、ちゃんと力入れられていきめるのに~~!
家でイメージトレーニングもしてたのに~!
この手術台はどこ掴んだらいいのよこんちくしょう! 
とか思いながら先生の指示に従っていきんだり、緩めたり。


はい、いきんで~~って言われて、あーとか叫びながら力入れて、



「あ! 


ずるんて感じした!!」


6:53→誕生

子どもを見ての第一印象は、すでに名前は決めていたので

「あんたがサリーちゃん(仮名/スヌーピーより引用)か~!!!」。


その後いろいろ処理があって(痛いです~痛いです~って言うと、先生に「一番痛いの終わったでしょ~」と言われる)、カンガルーケア。
ばっちり写真撮る。


産後の休憩もそこで結局2時間過ごすことに…。

だから、手術台だから背中痛いよぉ……。

父もやってきて、娘(孫)と対面したり、母もフラフラながら(結局全部立ち会いどころか先生とおなじ目線でお産を見守った)写真撮ってくれたり。


そしてなにより、おそらく出勤中である夫に生まれたとLINE。
多分電車の中で「えええっ」って言うだろう。


両親たちも帰り、助産師さんに着替えをすすめられるも、ここで体勢変えた瞬間貧血で意識を軽く失う。
気がつけば助産師さんが着替えさせてくれていて、移動できる状態じゃないのでまた手術台で待機。
ふええぇ、だから手術台背中も足も痛いよぉ〜。


■しかしその後も……
そう、この日はお産が続いた。
つまり、


部屋、


満室。


私は結局病室には入れず、なんと陣痛待機室で1日半過ごすことになる。

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出産後に口にしたジュースは東京の青山で飲んだ高級ジュースより美味しかった

産後0日目、しかも早朝出産だったために丸1日。
娘も運ばれてきて初乳をあげたりしたけど、なにせ狭いし落ち着かないし、私も体力ないしでいろいろ説明されたけどうろ覚え。

(正直、病室使ってないからお金引いてもらえないかなって思ってた。)

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早朝出産だったので朝食もバッチリでました。さすがに完食できず


夫は電車のなかでLINEを読んで、職場近くの駅ですぐ上司と会えたので事情を話し、そのまま引き返し、家で荷造りをして、高速バスに飛び乗り、面会時間残りわずかで会いに来てくれた。

病院で再会したとき、こう、夫婦お互い駆け寄ってハグをして感動の……! じゃなく、なんか「ナイスファイト!」「うん、がんばった!」っていう、ガッツリと握手をした。
なんか私たちらしくて今思い出すと笑える。


そんなこんなで、無事、娘は生まれた。
入院から5時間で生まれてきてくれてありがとう。
みんなに早かったんだね!! とびっくりされ、さらに手術台で普通分娩だったというとさらに驚かれ、若干名には引かれた(デスヨネー)。


バースプラン吹っ飛びましたけど(笑)、あんだけ同じ誕生日ベビーがいたら仕方ないです。
みんな無事生まれてきてよかったね。

こんな感じで娘がうまれてきました。
お陰様で妊娠中大きなトラブルもなく、現在も順調に育ってくれてます。


お疲れ、31歳の自分!
子育ては32の自分に任せよう!