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いまやコスメと育児の話ばかりよ

歳相応って言葉は素晴らしい

先週末から、みなさんどうやら非通知で政治やら世論調査の電話がかかってきているようで、検索してこのブログに辿り着く方が爆増中……。
びっくりしています。
ごめんなさい、ロクな情報なくて……。
i3valley.hatenablog.jp


アンチエイジングと歳相応

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(写真は特に意味はありません)


先日、ひょんなご縁で(どんな縁だよ)薄毛に関するセミナーに出席してきました。
そこで、先生方が「よく患者さんに、『この治療法で頭皮は若返りますか? アンチエイジングになりますか?』って聞かれるんですが。


私たちは、『歳相応』にはできるんです。でも、遡るのはさすがに無理」


と話されていて。


なるほど、と。


なんていうか、「アンチエイジング」って言葉を私たち女性って大好き! 飛びついちゃう! みたいなイメージを持たれがちだし、実際期待して化粧品を選ぶことってあると思うんです。
でも「老化」とか「加齢」って逆らえないもので、頑張ると「若作り」なんて言われる。
この外見での「歳相応」ってめちゃくちゃ難しいですよね。


体の内面、医療面だとおそらく平均値とか数値がしっかりしていると思うんですよ。
血糖値とか血圧とか善玉の数値とか。
でも美容にまつわる数値って、外からの「見た人の個人的な判断」でしか出せないんですよね。
肌の水分量ってスキンケアブランドによって計測機械が違うし、スタイル、カジュアル系やコンサバ系のファッションでも見た目は左右される。
すっごくあいまい。

だからこそ、老けてるように見られたらいや!=「若い」がいい!=アンチエイジング!!! って広告出す方もやってるのかなーって。
あと「若い」ってまた「幼い」っていう意味と違うのがややこしいですね!


でも、私は決して「若く見えない」=「老けてる」じゃないと思うんです。


その間の、「歳相応」がすっぽり抜けている。
最近すっごく両極端だなって。


芸能人を「変わらない」っていう言葉もやっぱり「若く見える」っていう意味で褒めている。
多分芸能人は写真で昔の若いときの画像がネットですぐ取り出せるし、記憶にもその状態が残っている。
だからその自分の記憶とちょっと違うと「老けた」「劣化」とか言う。
そりゃ年齢重ねて「老けて」はいると思う。けど、「歳相応」から「老けて」いるか? という観点が抜け落ちている。

歳相応だねって褒められたい

「歳相応に見えるよ」って言われるのは、自分の年齢を理解してそれにあったメイク、ファッションをしているってことで、すごくいい褒め言葉だなぁと思ったんです。
あと多分、「若く見える」って褒めて使うときには、半分ほど「歳相応」っていう意味も含まれていると思う。


いいなぁ、歳相応。
明日からの目標です。



あとどうでもいいけど、「アンチエイジング」って表記はルール上NGなんですよね。
エイジングケアも、「年齢に応じたお手入れ」って注釈がついているはずです。
ネット販売の化粧品で「アンチエイジングに効く!」って書いてったら疑ったほうがいいかも(笑)。


※「歳相応」「年相応」ごっちゃに使って書いてるかも。すみません。