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いまやコスメと育児の話ばかりよ

お仕事漫画を読んで自分の仕事を考えたりする雨の日

雨です。
もうこんな日は私は使い物にならないので、文章書く仕事はやめておきます。
なにをしでかすかわからないから。
誤字とか誤字とか誤字とか(いつもだけど)。
もう私は今から、スガシカオがMステで歌詞を間違えないかそれだけが心配(私はスガシカオのファンをかれこれ10年(すごいサバ読み)しています)。

お仕事漫画だった

最近『コレットは死ぬことにした』って漫画に大ハマリしました。

コレットは死ぬことにした 1 (花とゆめCOMICS)

コレットは死ぬことにした 1 (花とゆめCOMICS)

タイトルは漫画中身を表していて、コレットという薬師が死のうとして井戸に身を投げたら、そこが冥府とつながっていて……というところから話が始まるから。
冥府の王が病気で倒れていたため、その看病をするところからコレットは冥府に通うように(井戸が移動ルート)なり、そこからいろんなことを学ぶ漫画です。


一見、ファンタジーに思えるんですけどこれがガツンと「お仕事漫画」なんです。
仕事への誇り、後輩を育てること、職業選択についてとか、いろんな角度から描かれているんですけれども、それを全面に出していないところがすごい。
3巻の番外編も、ある登場人物の過去が描かれているんですけど、それだけじゃなくてしっかり「どうして冥府の王の近くで働くようになったのか」という部分が描かれていて、まさに「お仕事漫画」だと思うのです。

冥府というドロドロになりそうなところを、少女漫画らしくキュートなので読みやすい。
ということで、オススメです。


ほかの読んだお仕事漫画を挙げてみました。

働きマン

働きマン(1) (モーニングコミックス)

働きマン(1) (モーニングコミックス)

言わずと知れた、安野モヨコ先生の漫画。
菅野美穂ちゃんでドラマ化された。
週刊誌にまつわる人々を描いており、途中主人公の恋愛や独身と既婚女性との違い、男社会で生きる女性などリアルの描かれている。

重版出来!

重版出来! 1 (ビッグコミックス)

重版出来! 1 (ビッグコミックス)

こちらもドラマ化するそうで。
『働きマン』は週刊誌だったけど、こっちはコミック誌が舞台。
漫画家、担当、書店、ファン、アシスタント、印刷会社などなどの「お仕事」が描かれている。
主人公が純粋で素直(あとビジュアル的に敵を作りにくい)なので、安心して読める漫画。

Real Clothes

Real Clothes 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)

Real Clothes 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)

こっちは香里奈ちゃんでドラマ化されていました。
SPのときは西島秀俊じゃなくて山本太郎だったのですが、まぁいろいろあって変更になったよね。
百貨店の寝具コーナーで働く主人公が、いきなり婦人服売り場に異動になるところから始まるお話。
チームで働くこと、同僚、年上後輩とのつきあい方、取引先とのやりとりなどなどがしっかり描かれている。
「新人は失敗するのが仕事です」というニコちゃんのセリフに何度も救われました。
私は「百貨店」という場所がすごく好きなので、楽しく読んでいました。


あと、

ふむふむ―おしえて、お仕事!

ふむふむ―おしえて、お仕事!

三浦しをんさんがいろんな職業の女性についてインタビューしている本。
こんな職業があるんだ! という驚きがあり、また三浦さんの考察がとてもおもしろい。
『舟を編む』もお仕事小説ですね。



まぁ、私は今日は働きませんが(もう全て台無し)。