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いまやコスメと育児の話ばかりよ

これから結婚する方へ。仏前式のススメ

明日で結婚式を挙げて一年となります。
まだ新婚だぜ、イェア。

仏前婚をおすすめしたい

ノロケたいがためにこのブログを書いているのではなく、真剣に「仏前式」をおすすめしたいので書いています。
お寺で結婚式を挙げることができます。
いままでTwitterFacebook、閉鎖したブログでちまちま書いていたのですが、せっかくなので一つの場所にまとめておこうと思って。
だから「またお前その話かよ」と思った方はごめんなさい。

あと、こんなドタバタでも結婚できるよっていうのを書きたい。
いま「ゼクシィは三冊読め」とか「準備はしっかりと」とか「後悔しない!」とかいっぱいあるけど、自分たちのしたいことだけでいいんだよー! っていう、偉そうな「先輩花嫁」の話を、どこも取材にこないから(あたりまえ)自分で書くよ!

こんな人におすすめ

・家族だけで式をしたい
・タキシード、ドレスを着たくない
・もしくは好きな衣装を持ち込みたい
・披露宴だけじゃなくて式だけをしたい
・お安く抑えたい
・ご高齢の親族に喜んでもらいたい
・ブーケやらケーキやら別にいらない


結果として「仏前式なんて初めてでた!」「荘厳でとてもよかった!」「シンプルでいい!」と大好評いただきました。お世辞でも嬉しいです。

仏前式にした理由

1:仏教系の大学で出会ったから
私と夫は大学で出会ったのですが、その大学が京都らしく(?)、仏教系の大学だったのです。
そこで自然と「仏前式ていいよね」と思っていました。
私の家の宗派と大学の宗派が一緒だったので、愛知県内でその宗派のお寺を探しました。
もちろん、宗派が違ったりそもそもの信仰が違っても挙げられます。


2:夫がとにかくタキシードを拒否した
「タキシード着るなら着ぐるみを着る」とかわけのわからないことを言い出した。リアル夫が何を言っているのかわからない件。
そんな私も、ドレスを着る自信がなかった。体型と転ばない自信がなかった。
だが富士額で日本舞踊を3歳からしており、どれだけ帯をきつくされてもご飯をバクバク食べられるという特技を持っているので、和装の方がいいなとうっすら思っていた。
あと、数年前に結婚した友人のドレス選びに付き合い、一生分のドレスを見たのもある。
着替える親友をその都度バシャバシャカメラで撮影しまくった。着替えている間は待機。
「ああ、ドレス選びで新郎新婦がケンカするってこれわかるわ……」と思った。
みんな、ドレス選びは親友か母親と行こう。


3:家族だけにしたかった
私が大阪・富山と両方に長い間住んでいたこともあり、友人がどちらもいる。
でも式を挙げるのは愛知県。両方から着てもらうのも申し訳なく、さらに夫が「僕には友だちがいない」とラノベみたいなことを言い出したので、じゃぁもう家族・親族だけにしようと決定。
その後家族の食事会だけ別会場にて持つことにした。
案は出ていたのだが、結局友人向けの1.5次会もしてない。私も夫もその時の忙しさもあり、結婚式だけで燃え尽きた。


そうして探していると、条件にピッタリなお寺があった。
ホームページでも一応「仏前式」と書いてあったのだが、それ以上ネットでは情報が拾えなかったために直接聞きに行った。
それまではそのお寺の大きさ、荘厳さに圧倒されっぱなしで「アウェイだ、やばい」と夫婦でガクガクブルブルしていたのに、お話を聞いていると希望の日もあいているわ、当たり前だがお寺の方は大学の卒業生ばかりだったわで、超「ホーム」だった。
お寺側も「大学の後輩ですか!」と話が弾んだ。
ちなみに、初めて行ったのはなんと7月6日だった。スピード婚すぎる。
いや授かり婚でもなんでもないんですけど、婚約すっとばしてあれよあれよと結婚しちゃったんですよ。

おまけ:スケジュール

・一昨年
9月:お互いの結婚への合意
年末:両親に報告

・去年
3月:うちの両親挨拶
4月:夫の両親へ挨拶
5月:両家挨拶、指輪用意
6月:入籍
7月:新居探し、式場探し
8月:引っ越し、式準備、衣装とメイク打ち合わせ
9月:結婚式

・今年
2月:新婚旅行

みんな! こんな感じでもちゃんと結婚式できるから! 安心して!


ちなみに、お寺ではくてもホテルに来てもらって仏前式は可能。
しかし高齢の祖母と、臨月近くの親族がいたために探していた「エレベーターがある、エアコンがある、市内」という全てを兼ね備えたお寺が一軒目で見つかったため、式場探しはあっという間に終わった。

全て自前

あとはお寺にもよるけど、決めたお寺は提携している貸し衣装屋さんや、美容院、写真館は全く無かった。
なのであらゆるツテとコネを駆使した。
逆に言えば、すべて自由なのだ。持ち込みもOK。べつにお寺だからと和装じゃなくてもいいそうで、ドレスでもいいですよって言われた。
持ち込み料もない。
白無垢も考えたけど9月15日の名古屋なんて、ただの夏だ。
そうだ、祖母が自分の結婚式に着たという着物が残っていた。あれを着よう。というわけで、白無垢すら着てない。
そのため両親もモーニングも黒留も着ていない。スーツとワンピースにしてもらった。


用意するものもある

ただ、ちゃんとしきたりには則って。
ということで、私たちが用意したのは「数珠」「式章」。
お寺専用の通販カタログを貸していただき、数珠は電話して京都から購入。
このカタログ、夏用、冬用の袈裟や蝋燭など掲載されていてとっても面白かった。
すごい~、冬用なんて数百万だ~~!!
普段なら絶対見ることのないカタログ。
親鸞上人○○記念デザイン」的なものもあり、会社に持って行ってみんなでわいわい読んだ。

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式章ってこれ。
お坊さんが首にかけているやつ。ネクタイみたいなやつらしいです。
なんと楽天で購入。Amazonでも販売していた。あいつらなんでも売ってるぜ。


あとは式杯に必要なお酒をお願いして、実家がある富山県立山酒造のお酒を持ち込んだ。これは両親に用意してもらった。
それと大学キャンパスが滋賀にあったので、滋賀の有名なあれ、「クラブハリエ」のバームクーヘンも。こちらは通販でポン。
ここでよくキャッチコピーに使われる「自分たちらしい式」が演出できたと思う。


あと、式場との打ち合わせもほぼメールで終わった。
前日リハーサルと行ったのは3~4回ぐらい?

と、実際仏前式の式次第とか書こうと思ったらすごく長くなってしまったので、また次回。
また見てくれるかな~?



過去:i3valley.hatenablog.jp