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いまやコスメと育児の話ばかりよ

またまたマンガ:幕末~明治、大正ロマンていいよね

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検索ワードでも「女装 マンガ」「入れ替わり マンガ」とか、もうみなさんの性癖が見てわかりますね!!!!(いきなりケンカ売るスタイル


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最近、『彼女になる日 another』も読みました。

幕末~大正ロマン大好きよ

マンガのジャンルで好きなのが、男装女装、性別入れ替わり、芸能人ものと、もうひとつが幕末~大正ロマン。
『るろうに剣心』はもちろん大ハマリ、『大奥』もがっつり読んでおります。
それよりもうちょっと時代の進んだ、江戸から東京へ~というあたりが一番好きかも。
動乱の時代、史実とオリジナルの組み合わせ、着物と洋服そういう日本と洋風のミックス具合、たまらんですわ~。


パレス・メイヂ

パレス・メイヂ 1 (花とゆめCOMICS)

パレス・メイヂ 1 (花とゆめCOMICS)

名前のとおりで、架空の「明治」の皇族モノというかなんというか。帝(女帝、彰子様)と貧乏貴族三男の侍従のお話。
和洋折衷な「パレス(皇居的な場所)」での生活、2人のプラトニックな関係、四季折々の風習などなどユーモアを交えて描かれている。
凛々しい彰子さまがとっても素敵。
参考文献の量がすごいので、この時代を研究されている方はそれを目当てに読んでもいいかもしれませんが、私は全くの素人なので責任はもてません。

明治緋色綺譚

明治緋色綺譚(1) (BE・LOVEコミックス)

明治緋色綺譚(1) (BE・LOVEコミックス)

家の没落のための遊郭に売られた姉と死に別れた少女、鈴と呉服屋の道楽息子、津軽のお話。
この鈴ちゃんのご家庭が思ったよりドロドロで、物語の後半はヤンデレ男子代表、春時お兄さまのお話に。
ちなみに続編。

明治メランコリア(1) (BE・LOVEコミックス)

明治メランコリア(1) (BE・LOVEコミックス)

鈴ちゃんがちょっと成長してます。
こちら、何故か途中で津軽が失踪、その行方を追う話なのですがなぜ津軽が鈴を置いてふらっといなくなるのか、私はそこが理解できなくて(そこが見どころなだろうけど)、津軽に腹が立っているのであまり読んでません(正直)。

天堂家物語

天堂家物語 1 (花とゆめCOMICS)

天堂家物語 1 (花とゆめCOMICS)

お家騒動に揺れる天堂家にむりやり嫁ぐことに人生を悲観したお嬢様が自殺を図り、それを主人公が助けるとこから話は始まる。
この主人公、捨て子で名前がなくてさらには育ての親も死んでおり、びっくりするぐらい「生」への執着がない。本当に少女漫画の主人公か。
婚約者である天堂家の雅人にはもちろんすぐお嬢様ではないことがバレるものの、身代わりとして天堂家で生きていくことになるのだが……。
身代わりになったお嬢様はどこかへ逃げたが行方不明、天堂家は後目争いでゴタゴタ、雅人も謎ばかり。
1巻ラストに向けての盛り上がりがとにかくすごく、わたしも紹介文章もこのようにムダに長い。

嘘解きレトリック

嘘解きレトリック 1 (花とゆめコミックス)

嘘解きレトリック 1 (花とゆめコミックス)

人が話す内容に「嘘」が含まれているとそれを見抜ける能力をもつ主人公。
その力のために正直に生きると人に忌み嫌われ、村を出てきたところを探偵に拾われてそこの助手をすることに。
さらに「嘘」がわかる能力と上手く向き合えずに悩む主人公の成長と、本格的なミステリーが楽しめる。
どうして人は「嘘」をついてしまうのか。嘘に「良い嘘」「悪い嘘」はあるのか。いろいろ考えさせられる。

倫敦館夜想曲

倫敦館夜想曲 (講談社コミックスなかよし)

倫敦館夜想曲 (講談社コミックスなかよし)

おなじくミステリー。
女学校に通う主人公と血の繋がらない弟とが殺人事件に巻き込まれる短編集。
人が死んでかなり動機が悲しいお話ばかりなのだが、これを『なかよし』でやっていたのだなぁと思うとすごい。
これが野村あきこさんの最後の単行本。

月夜烏草紙

月夜烏草紙 1 (花とゆめコミックス)

月夜烏草紙 1 (花とゆめコミックス)

ここまでの紹介文は、実はこのマンガを紹介したいがために書いたようなものである。
な、なんだってー。
こちらも女学校に通う主人公と美しいあやかし2人(人?)とのお話なのだが、まさに幕末の動乱で死んでいったものや地位を落とした人の妬みなど、そのような魑魅魍魎と、今を強く生きる主人公の対峙がみどころ。
美しいあやかしとの微妙な関係やら、その当時の恋愛模様やら、いろんなことがぎっしりつめ込まれていて、もう私のツボを押しまくる!!
ミュージカル『エリザベート』が好きな人にもおすすめしたい。
絵は1巻はギチギチだけど、その後とても読みやすくなるので1巻でやめないで欲しい。
物語のラストのまとめ方は本当に素晴らしい。
NHKの木曜とか土曜とかの時代劇で実写化しないかとかれこれ10年ぐらい望んでいる。




とりあえず今はこんな感じ。
こうやって見ると、花ゆめ系ってここら辺のマンガに強いんですね~。