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コスメや漫画や演劇やたまにライターの仕事の話とか

創作物のタイトルはどのようなものが伝わりやすいのか

NHKで土曜の夜に『ちゃんぽん食べたか』というドラマが放送されています。

www.nhk.or.jp

私は先週、第三回から見始めました。
なんでこんな中途半端に見始めましたかというと、本郷奏多がこの回から登場だったからだよ! 美少年大好きだよ!

という私の思いの丈はほっておいて、このドラマはさだまさしさんの自伝的青春ストーリーで、さださんの高校生のころが描かれています。
バイオリンの練習しなくちゃいけないけど、友達とのバンド活動も楽しい……青春ならではの葛藤が描かれていること、周りの大人たちの温かさがあって、一回見ただけでもいいドラマだなと思いました。
あ、本郷奏多はやはり美しかったです。


さださんのファン、同世代を過ごしたかたは「懐かしい、ほっとする」という感想がドラマ公式掲示板に溢れています。
または「家族で安心して見られる」「最近不倫とかサスペンスとかドキドキするようなドラマばかりで、こういうドラマもいい」という意見とか。
そこで私が気になったのは


「タイトルがわかりにくくて、見るまでさださんの物語とわからなかった。『さだまさし青春物語』のほうが見る人増えると思う」


という(上は原文ママではない)意見。


ええ、このブログここからが本題なのです。


む、たしかに『ちゃんぽん食べたか』はたしかになんのドラマかわからないかも。
「食べたか」というのは疑問系の「食べたかい?」という意味ではなく、方言で「食べたい~(希望・要求)」の意味らしい。

さださんは長崎出身ということでこのタイトル(ドラマ内でも主人公が言っていた)なのだが、それを知らなければ「無愛想なちゃんぽん屋の主人が『ちゃんぽんを食べろ』と強要してきて、人生に絶望した主人公が仕方なく店に入ったらすごく美味しくて、そこから始まる人間復活ストーリー」と思うかもしれない(思わない)。
というか「ちゃんぽん食べたか?」と言われても「いや、リンガーハット近くにないんで……」みたいな。
確かに「見よう!」という意欲にわかないタイトルかもしれないなぁ、と。


ふと、2年ほど前の「本のタイトルは長いほうが売れ筋傾向」という話を思い出した。
例えば映画『ビリギャル』でヒットしている『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』。
もうタイトルというかあらすじというか。
でも中身や本の後ろのあらすじを見なくても、内容は想像できる。

映画やテレビドラマはそのようにはいかないだろうけど(テレビドラマはラテ欄あるし)、でも、あれ? アニメは長いタイトルでもアリなのかな?? 
いや、でも『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』みたいにタイトル見ても「??」と思うものもあれば、ラノベ系はやっぱもともと本のタイトルだから長いよな? いやでも『氷菓』(〈古典部〉シリーズ、ラノベとまとめてはアレかもしれないけど)はタイトル見ただけじゃわからんよな。


と、ぐるぐる一人お昼ごはんを食べながら考えていました。
そこで、勝手にこれから始まる夏ドラマをタイトルだけパッと見た印象を一言。
ええ、暇人です。

『恋仲』

ラブストーリーなんだろうなぁ……

『ホテルコンシェルジュ

ホテルのコンシェルジュがあれやこれやするんだろうなぁ……

『HEAT』

んんん、わからん。熱そうだし暑そう。夏に向いてるタイトルなのか向いてないタイトルなのか微妙だなぁ

『刑事7人』

刑事モノなんだろうなぁ…群像劇なんだろうなぁ……

花咲舞が黙ってない

あ、これ続編か。

『リスクの神様』

社会人、サラリーマンもの? 『ハケンの品格』系統かしら? ちょっと気になるわね

最強のふたり京都府警 特別捜査班~』

刑事物で京都モノ。ああ、テレ朝の木曜枠かな?

『エイジハラスメント』

社会派のドラマ? なんか重そうね

『37.5℃の涙 』

あ、これ漫画のやつだ。この前一巻よんだわ

『探偵の探偵』

探偵を尾行するはなし? ミステリーかサスペンスかコメディか。わくわくするタイトル。

『表参道高校合唱部!』

高校生の部活物か~。青春キラキラ系か、ダメな合唱部が上にいく感じかな

『民王(たみおう)』

ん、なんだろ? 重厚なストーリーが繰り広げられそうっ!

ど根性ガエル

お、おう……

『ラーメン大好き小泉さん』

あ、これ漫画のやつだ~。

『ナポレオンの村』

なんだろう? 全く想像がつかない……。ちょっと調べてみようかな

デスノート

お、おう……


こんな感じで、リメイクや続編のものはまぁ仕方ないとして、その他英語のタイトルは副題がないと想像しにくいこと、『探偵の探偵』という裏をかいてる系は記憶に残りやすいし、『ナポレオン』と『村』という繋がるような繋がらないような言葉を合わせてるものも「なんだろう?」と目にとまること(『リスクの神様』も同じかも)、『民王』という分からない言葉は興味が湧くか、わかないかぎりぎりの線だなぁ~などなど。
この中にも私がしらないマンガ、小説が原作のものもありそうですね。
(※調べてみたら、『民王』は池井戸潤さんの小説でした。なるほど)
まぁ全部私の感性の問題であって、「いやこのタイトルで超みたいわ」と思う方もいるかもしれないし、「いやダサいだろこれ」という方もいるかと思います。


タイトルって最初に見るものなので本当に大切だなぁ……と。
タイトルで損/得ってドラマだけではなくてマンガや、それこそWEBの記事やブログのタイトルでもたくさんある。
「釣り」すぎるのもダメだし、かといってシンプルでも中身が全く伝わらないのもダメだし、長すぎてくどく思われちゃうのもダメ。
話を大きくなると、会社の名前もそうですね。何をしている会社なのかってわかるかわからないか。
もっと大きくなると、「人名」もそうなのかもしれません。


……話が大きくなりすぎて自分でも何を書いてるかわからなくなってきました。



話を戻すと、私は本郷奏多が好きなので今週も『ちゃんぽん食べたか』は見ます。
タイトルも大切だけど出演者見当で見ちゃう人もいるっていうことで。

あ、本郷奏多はいま話題の

ドラマ「アカギ」のキャスト決定! 赤木に本郷奏多、鷲巣に津川雅彦 雰囲気出すぎだろ! - ねとらぼ


これにでます。


ふえええ、我が家ではスカパー!入らないよぉ……。